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もしかしてうち、心の病気なのん・・?

よくわかる遺伝学

―『個体群内に対立遺伝子Aとaがあり、A遺伝子の遺伝子頻度(遺伝子プールに占める対立遺伝子の割合)をp、a遺伝子の遺伝子頻度をp'とする(p+p'=1)。この個体群が作る次世代の個体群の遺伝子型の分離比は AA:Aa:aa=p2:2pp':p'2 となる。』

 

弟から「彼女と籍入れた」ってLINEが来て鳴きそうになりながら「おめでとう!^O^」って返信したのが2か月前。

かわいいかわいい弟に、フィンランド旅行で買ったお土産を送ったんだけど、お返しに”弟夫婦”から弟嫁の実家から送られてきたジャガイモを(※弟嫁の実家は北海道)おすそ分けでくれたんだ。ちゃんと時間帯指定で夜に受け取れるようにしてさ。ぼくが送った小包は、どうせ家に嫁おるやろって普通便で送ったのに、弟夫婦はぼっくんが独身だって完全に把握しててちゃんと時間指定にしてくれたんだなあ。本当に良い弟だよ。ぼっくんはもらった北海道産ジャガイモを蒸かして鳴きながら食べたんだ。涙でちょっぴり塩味が強かったね。

 

―『遺伝子型がAAとなるのは、遺伝子プールから集めた2個の対立遺伝子が両方ともAだった場合で、そうなる確率はp×p=p2 になる。遺伝子型がAaとなるのは、集めた2個の対立遺伝子がA1個とa1個だった場合だが、この場合は、母親からAをもらってAaになる場合と、父親からAをもらってAaになる場合の2通りがあり、その結果分離比は2pp'になる。』

 

一番の心壊ポイントはぼっくんがウキウキでスペイン/フィンランドへ1人旅してる間に、”弟夫婦”は熱海の温泉に旅行してたらしいんですよ。みなさん異性と温泉旅館って行ったことあります?温泉旅館て。ぼくが110€もしたくせに独房みたいなバルセロナの4畳のホテルで滝本ひふみのクリアファイルにバウチャー挟んだりとKindle fireHDでNEW GAME見てたりしてまったりしてる間に、弟はもう手の届かないステージに達してしまったみたい。

 

―『この次世代集団のA遺伝子の遺伝子頻度をq、a遺伝子の遺伝子頻度をq’とする。q算出の分母となる遺伝子プール内の遺伝子総数は、各個体がAあるいはa遺伝子のいずれかを合計2個ずつ持つので、(p2+2pp'+p'2)×2 となる。』

 

この土日は実家に呼び出されて、それとなく付き合ってる人はいるのかって訊かれて、いつも通りヘラヘラ笑ってやり過ごしたんだけど、日曜も泊まっていけって言われて、いやいやもう暗に結婚しろって圧力かけられる空間にいるの耐えられなかったから「いや日曜昼食ったら帰るよ。明日予定あるし」っつったら「あらあら、予定あるのね」ってなんか勝手に勘違いしてクソ安心した顔しだしてマジで心が壊れた。予定って言っても新しく買ったFIFA18のセーブデータで大好きなスゥエーデン代表のMFエミル・フォルスベリ選手を獲得したからそれ進めたかっただけなんですけどね笑。

 

―『分子を与える遺伝子プール内のA遺伝子の総数は、遺伝子型AAの個体が2個ずつ、Aaの個体が1個ずつのA遺伝子を持つので、p2×2+2pp'となる。従って、q=(p2×2+2pp')÷{(p2+2pp'+p'2)×2}=p となる(q'についても同様にq’=p'となる)。』

 

なんで兄弟でこうも違うんだろう。ぼっくんは部活も勉強も就活も転職だって頑張って自分なりに満足いく結果を得られたのに。なんで異性に相手にされないんだろう。顔と性格以外で原因があるなら教えて欲しい。おじいちゃんもパパも弟も20代で結婚してるのに・・・。良い遺伝子を持つ集団でも一定の割合でカスが生まれるという遺伝学の考え方がある。これがハーディー・ワインベルクの法則か。

 

でもぼくはまだ諦めてないよ。ここまでぼっくんの人生は色々苦労があったけど、ぼくは努力の人だからね。きっと優しくてかわいくて頭もよくてスラっとしててお料理も上手でかわいくてやさしいお嫁さんにいつか出会えるんだ。いつかきっとね。